
「生成AIを使えば、プログラミングができなくてもアプリが作れる」——よく聞く話ですが、実際にどこまでできるのか。この記事は、コードをほぼ書けない状態から、ChatGPT・Claudeとの対話だけでWebアプリを4本作って一般公開した実践記録です。
作ったもの・作り方・つまずいた点・公開して分かったことを、これから試す人が再現できるレベルでまとめます。
作った4つのアプリ
| アプリ | できること |
|---|---|
| ChatGPT活用タイプ診断 | 8つの質問で自分のChatGPTの使い方を4タイプに診断 |
| 梅雨だる・熱中症リスクチェッカー | 気温・湿度・睡眠・水分から今日の体調リスクの目安を表示 |
| 夏至の一日シミュレーター | 地域と生活リズムから日の長さと「余白スコア」を可視化 |
| 夏の夜エアコン睡眠バランス診断 | 室温・湿度・寝具などから睡眠環境のバランスを診断 |
いずれもHTML・CSS・JavaScriptだけで動く静的Webアプリで、サーバー代ゼロ(GitHub Pages)で公開しています。
それぞれのアプリと解説記事
① ChatGPT活用タイプ診断
「検索代わりさん」「お願い上手さん」「壁打ち仲間」「使いこなし職人」の4タイプで、自分のChatGPTとの付き合い方が分かる診断アプリです。結果ごとに「次の一歩のヒント」を表示します。診断アプリ本体とタイプ別の詳しい解説は、noteの記事(有料100円)にまとめています。
▶ 【ChatGPT活用タイプ診断】あなたはどのタイプ?結果別・上達のコツを完全解説(note)
② 梅雨だる・熱中症リスクチェッカー
気温・湿度・睡眠時間・水分補給などを入力すると、今日のだるさ・熱中症リスクの目安をスコア表示します。医療判断ではなく「今日は予定を詰めすぎない方がよさそう」と気づくための生活メモアプリです。
③ 夏至の一日シミュレーター
地域・日付・起床時間・寝る前の画面時間をスライダーで動かすと、日の出入りの目安と昼の長さ、生活の「余白スコア」が変わるアプリ。札幌から那覇まで、地域による日の長さの違いも体感できます。
④ 夏の夜エアコン睡眠バランス診断
室温・湿度・寝具・エアコンの使い方などを入力すると、今の睡眠環境が「冷え寄り」「ちょうどいい寄り」「暑さ残り」のどれに近いかを表示します。夏の夜の「設定温度の賭け」を見直すためのチェックツールです。
生成AIでアプリを作る実際の流れ
4本とも、開発の流れはほぼ同じでした。
- 企画をAIに言葉で伝える:「8問の質問で4タイプに分類する診断アプリ。結果ごとにアドバイスを表示」のように、機能を日本語で説明します
- AIがHTML/CSS/JavaScriptを一式生成:1ファイルで動く形にしてもらうと管理が楽です
- ブラウザで開いて確認→修正指示:「スマホで文字が小さい」「結果画面に戻るボタンを」など、気になる点を日本語で伝えて直してもらいます
- GitHub Pagesで公開:リポジトリにファイルを置いて設定を有効にするだけ。サーバー代は一切かかりません
1本あたりの制作時間は、企画から公開まで数時間程度。コードを書く時間より、「何を診断するか」「質問をどう設計するか」を考える時間の方が長かったです。
4本作って分かった3つのこと
① 「動くもの」を作るハードルは本当に下がった。コードの知識がほぼなくても、対話だけで公開レベルのアプリは作れます。エラーが出てもエラー文をそのままAIに貼れば解決することがほとんどでした。
② 難しいのは技術ではなく企画。「作れるか」はもう問題ではなく、「誰が何のために使うのか」を設計できるかがすべてでした。4本のうち反応が良かったのは、季節の悩みにピンポイントで合わせたものです。
③ 作ることより「使ってもらう」ことが一番難しい。公開しただけではアクセスは来ません。ブログ記事やnoteとの連携など、届ける導線の設計が次の課題です。この試行錯誤は運営記録で継続的に報告します。
アプリ作りに使っている生成AIツールの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

